
2009.04.25
21日、2007年に43年ぶりの実施されて以来、
3回目の全国学力テストが行われました。
今回は前回まで不参加だった愛知県犬山市も参加し、
正真正銘全国で実施されました。
確かに不十分な進め方もあるでしょう。
しかし、少しの落ち度や取り組みの未熟さを理由に、
あたかも全国学力テスト自体をやめてしまったほうがいいかのような
批判や主張があることは、甚だ疑問を感じてしまいます。
教育格差だけは絶対あってはならない。
どんな家庭に育った子供でも、
どんな地域に育った子供でも、
どんな学校に通う子供でも、
高い学力と規範意識を身につける機会を保障しなければならない。
その機会が全国でしっかり保障されているかを、
具体的に分析し、不足の部分には適切な支援を、きめ細やかに行うための材料を
全国統一的に示そうというのが、この全国学力テストなのです。
大人のエゴで、努力不足や不都合が露呈することを避け、
子ども達にしわ寄せをさせてしまうような、
子ども達の機会を喪失したり、未来の道を閉ざすようなことがあっては断じてなりません。
確かに今は、都道府県別の平均点や順位ばかりが注目を集めてしまっています。
そのテストの結果を踏まえて、どういう学校や地域には、
どういう支援策を講じ、その結果どうなったのか、どういう兆候がでているのか、
という点などが全く明らかになっていません。
そもそも、県別だけしか示されておらず、
この学力テストの財源たる税金を支払っている市民からすれば、
「うちの市はどうなんだろう」
「うちの地域の学校はどうなんだろう」
と知りたいのは当たり前の話だと思います。
ちなみに、アメリカでは、州単位、市単位、学校単位、クラス単位まで結果が公表されています。
少なくとも市単位くらいは好評され、
それに対して、どういう支援や対策を講じたか、
その結果がどうなったのか、
という点は公開をし、明らかにしなければ、
税金を納めていただいている方々に示しがつかないし、
「生きた税金の使い方」になっているかを検証することができません。
少し話がそれましたが、大事なことは、
大人のエゴで、子供たちにしわ寄せをしてはならない、
教育格差を生まないために、
子ども達にとって、チャンスがあふれる社会にするために、
この学力テストを有意義なものとするための、
建設的な議論を、透明性の高い議論をしていかなければならないと思います。
そんな中、本日は、公文主催の講演会に参加させていただきました。
学力世界一のフィンランドから学ぼうというのが今回のテーマです。
地域の保護者のみなさんが熱心に講演を聞かれておられました。
私も教育再生会議担当時代に、フィンランドの教育については少し学びましたが、
今回たくさんのヒントをもらいました。
元教育大臣のヘイノネン氏のインタビューもあったのですが、
なんとこのヘイノネン氏は29歳で教育大臣に就任し、
数々の改革を進め、学力世界一に到達したそうです。
やはり、若い大胆な発想で、改革は進めなければなりません。
その改革のモットーは、
「ひとりの落ちこぼれも出さず、国民全体の教育レベルをあげること」
「教育で大切なのは機会の平等。その基礎があって初めて世界の頂点に立てる高い水準の人材を育成することができる」
というもの。まさに、私が上に書いた考え方と合致しており、感銘を受けました。
フィンランドの教育手法のポイントは、
ー読み聞かせ
ー個人別学習の徹底
などです。
読み聞かせでは、
・13歳までは、親が読み聞かせをすることを推奨。
・父親が1日15分くらい読み聞かせを必ずしている。
ということです。
ちなみに、その読み聞かせの材料は、図書館を利用するとのこと。
フィンランドは世界一の図書館利用率とのこと。
年間1人あたり21冊。ちなみに、日本は4冊。
家庭、地域、学校全てで、読書を基軸として、
読解力を基軸として、学力向上、人格教育を進めていることがわかりました。
我が国ではまだまだですね。
特に、お父さんが読み聞かせというのはなかなかない。
そういう部分もいかに支援をしていくかが課題です。
また就学前教育についても紹介があり、
プレスクールで、子供一人ひとりの見通しシート、
保護者がどういう子供になってほしいか、
そのために幼稚園側はどういう対応をし、
その結果、子供の実際の様子はどうか、
などを記載し、保護者と園がやりとりする手法が確立しています。
その他、子育て支援では、
子供が生まれたら国から全てのお母さんに育児セット、
おむつや遊具、衣服などが入った、
当面の子育てに必要なものがすべてそろったセットが
プレゼントされるそうです。
ちなみに、その箱は、ベビーベッドに使えるように作られているそうです。
私の強い思いのある教育がテーマだったので、
今回は長くなってしまいました。
2009.04.18
イチロー選手が、日本時間の昨日、本拠地シアトルでのエンゼルス戦に出場。
WBC後、故障者リストに入り、今シーズン復帰第一戦というプレッシャーの中、第2打席にセンター前ヒット、第5打席に、なんとなんと劇的な満塁ホームランを放ち、「安打製造機」と言われ、誰も抜くことができなかった張本勲氏(68)の持つ3085安打の日本記録に並びました。
そして、今日さきほど、同じくエンゼルズ戦でライト前にヒットを放ち、「日米通算3086安打」の日本新記録を達成!!!
いやー、ほんとにすばらしい!!
我々日本人としても本当に誇りに思える記録ですね。
イチロー選手は「何かもっている」と言われますが、私は、そういう神様や運までも引き寄せてしまうほどに、これまで努力に努力を重ね、本当に血のにじむような、誰にも負けない量と質の努力をしてきたんだと思います。だから、ここぞというところで期待にこたえることができるし、結果を残すことができるんだと思います。
だから、自分もみんなも幸せな気持ちにすることができるんだと。
今回の記録達成に際し、改めて、努力が報われる社会にすることが、一人ひとりを幸せになってもらう方法なんだなあと実感しました。
そして、その努力をしはじめるチャンスが平等に与えられていなきゃならない。
若者や子供たちにチャンスがあふれ、平等に与えられていなければならない。
あと、努力をするかしないかは本人の判断、そして努力をすれば報われるという社会にしていかなければなりません。
そのために、政治は汗をかかなければなりません。
若者や子供たちから見て、チャンスとは?
若者や子供たちから見て今の状態がチャンスが平等に与えられているだろうか?
しかし、それらを、今の高齢の、古い体質の政治家の皆さんで理解することができるでしょうか?
理解できなければ、そういう社会を実現することは当然できない。
では、そういう社会を実現するためには、若者や子供たちから見てのチャンスやその平等さを心の底から理解し、実感できる世代の人間が、政治に参画していかなければなりません。
まさに張本さんからイチローへ。
世代交代が象徴的になされました。
政治も、努力が報われる社会にするために、世代交代が必要です
2009.04.15
先日お伺いしたご支援をいただいている方から、「だいじょうぶ」(日本評論社)という新刊の本をいただきました。
「夜回り先生」で有名な水谷修先生と、諏訪病院名誉院長で心のケアなどで有名な鎌田實先生の、対談をベースにした本です。
まだ読んでいる途中ですが、たくさんのたくさんの共感する言葉があります。
私自身が、これまでの経済的豊かさを第一の価値観としてきた社会から、人それぞれの「幸せ」を第一とする価値観にする社会への転換が、これからの新しい時代において大事だと常々申し上げてきたことと、とても考えが共通しているとともに、私のようなまだまだ未熟なが小難しい話ではなく、本当にまさに「言霊」で、シンプルで、めちゃめちゃ熱いメッセージが詰まっています。
「『だいじょうぶ。この国はいい国だから、君たちをちゃんと守れるよ。』と、子供たちに言えるような国にしたい。」
「今こそ、子供たちや若者たちを大切にするあったかな国をつくるチャンスなのだ」
「目的地を定めよう。目標は『あったかな国づくり』。」
「この国は厳しい状況に追い込まれてはいるが、まだ土俵は割っていない。
土俵の俵にまだ足がかかっている。ここは踏ん張りどころである。いい国にすることはできる。
だいじょうぶ、だいじょうぶ、まだ遅くはない。なんとかなる。ぼくはそう信じている」
なんて元気が出るあったかい言葉でしょうか。
そして水谷先生は、この本の存在について
「政界や経済界の有名人たちの目に触れることさえないかもしれない」とも言っておられます。
本気でこの国のことを、この国の人々のことを考えていただいて書かれた本なのに、ぜひ私は、この先生方のメッセージを、また自分のものとして、自分なりに現場のみなさまとともに汗をかいて、しっかり身を持って伝えていきたいと思います。
そして、そのような社会の実現に向けて、具体的に進めていきたいと思います。
昨日、私がかねてよりお世話になっており、私の兄貴みたいな存在の衆議院議員木原誠二氏が、めちゃめちゃ忙しい中、鈴鹿・四日市に入ってくださいました。
その模様はまたホームページで紹介させていただきますが、若い世代の方々と集会をさせていただいた折、その中の方から以下のような言葉をもらいました。
「大きな声と多くの声は違うよ。
多くの声、本当のつぶやきの声、これを大事にしなきゃ。
少数の大きな声が通って、多くの声が通らない国なんて、民主主義ではない」と。
本質をついた言葉だなって。
政治や行政はともすると、大きな団体や大きな会社や大きな勢力の
いわゆる大きな声に左右されがち。
しかし、ひとつひとつが小さいために、本当は多くの声なのに、実はちゃんと聞けていないことが、これまで多々あったと思います。
そういう古い体質の政治から一日も早く脱出して、あったかい国にしなきゃなりません。
写真は、うちの青年部の役員さんの懇親会の様子です。
めちゃめちゃ熱いメンバーが集結してくださっています。
自分たちも成長し、自分たちの力で町を国を成長させたいと、強く思っている志あるメンバーです。
今回紹介させていただいた本にもありますが、まだまだ日本も捨てたものではない。
今がチャンス。必ずできる。
2009.04.06
昨日午前11時半ごろ、北朝鮮から、ロケットが発射されました。
昨日その時刻は、森元総理をお迎えしての「政経セミナー」を鈴鹿市で開催していたところでした。
ちょうど森元総理がお話をいただいていた時間です。
このセミナーの様子はまた別途ご報告します。
ロケットの1段目が日本海に落下、2段目以降が太平洋に落下。
陸上では落下物もなく、被害は幸いにしてゼロ。
この点は、本当によかったです。心から安心しました。
さて、大事なのはこれからの対応です。
断固強い姿勢で、しっかりとした対応をとることが最重要課題です。
これで1998年にテポドン1号が発射されてから、約10年で3回目の発射。
しかも、98年時より、飛距離が格段にのびている。
確実に我が国の平和と安定が一層脅かされつつあります。
このような状態を容認しては断じてなりません。
今回も甘い対応をすれば、引き続き発射が行われる可能性があり、北朝鮮の核やミサイルの放棄にいたりません。
拉致問題の再調査だって放置されたままです。
国連安保理決議違反ですので、国連と協調した対応が必要なのはもちろんです。
より効果を生むという観点、より大きな制裁という観点からは大事です。
しかし、国連任せだけでは決していけません。
安保理の常任理事国のアメリカ、イギリス、フランス、中国、ロシア、どの国の頭の上も今回の飛翔体は通ってない。
頭の上を通られたのは、我が国だけなんですよ。
だから、我々が、一番の怒りを持って、国際社会の先頭にたって、毅然とした態度で対応をしていかなければなりません。
日本独自の制裁も早急に検討し、発動するべきです。
金子一義国土交通相は昨日、13日に期限切れとなる北朝鮮籍船舶の入港禁止措置を、これまでの半年間から1年間に延長する方針を表明したそうですが、1年とか半年などではなく、「真に核放棄に至るまで」とか「ミサイル計画停止が確認できるまで」などと強い姿勢を示すことができないのでしょうか。
北朝鮮に、核放棄、ミサイル計画停止をさせ、脅威を取り除くための努力や措置を確実にとらなければならないと思います。
確かに、あまりに強硬路線に出ると、北朝鮮が硬化してしまい、拉致問題など、他の課題が進まないなどの懸念があるのも事実です。
そこはまさに外交手腕が問われるのだと思います。
国民の皆様の生命、生活を守ることが、国会議員の一大使命であります。
その姿勢がない議員は去るべきです。
今回の対応、一人ひとりの議員の、その覚悟が問われると思います。
私は新人で、まだまだそういう立場にありませんが、自らの思いをしっかり伝え、断固とした態度で、この国を、国民の皆様の生命、生活をまもるために、やれることを少しでもやっていきます。
2009.04.04
今日、タレントの松村邦洋さんが無事退院されました。
ほんとよかったです。私は松村さんの掛布の物まねが好きです。
先月開かれた「第3回東京マラソン」で、テレビ収録のために出場、コース上で意識を失い、急性心筋こうそくによる心室細動で倒れたことが入院の原因。
スタートから14.7キロほどの港区高輪のコース上で、一時立ち止まってストレッチをしようとしたところ、突然意識を失って倒れた。
すぐさま現場で、マラソン事務局のスタッフと医師により、自動体外式除細動器(AED)などの迅速な処置を受け、病院に搬送。
さてさて、ここでAEDって、みなさん御存じですか?
AED(自動体外式除細動器)とは、心臓がけいれんし血液を流すポンプ機能を失った状態(心室細動)になった心臓に対して、電気ショックを与え、正常なリズムに戻すための医療機器です。
(日本のAED先駆メーカー「日本光電」のホームページより)
実はこのAED、2004年7月までは、
医療従事者、救急救命士、ドクターコール後のキャビンアテンダント
しか日本では使用を許されていなかったのです。
しかし、心室細動からの救命は、時間との勝負。
一分一秒でも早く電気ショックを行うことが重要。
電気ショックの成功の可能性は、1分ごとに7~10%低下。
日本では、救急車の到着まで平均約7分。ちなみに、7分時の成功率は30%。
日本では、過去年間3万人程度の方が、心室細動などが原因で死亡していた。
そこで、救急車が到着する前に傷病者の近くにいる私たち一般市民が
AEDを使用して電気ショックをできるだけ早く行えるようにするべきと、
愛知万博を1年後に控えた2004年7月、規制緩和が行われ、
一般市民でも利用できるようになりました。
今では、病院や診療所、救急車はもちろんのこと、
空港、駅、スポーツクラブ、学校、公共施設、企業など、
人が多く集まるところを中心に設置されています。
実は、特区という制度を利用して、その規制緩和のきっかけを作った一人が、私です。
現在、民主党神奈川16区から立候補を予定されている後藤祐一さんと、
当時慶応病院の三田村先生、その他先輩後輩、日本光電の皆さん、志ある記者の方々
などと力を合わせて行いました。
制度の硬直性、政治の硬直性、政策の硬直性、行政の硬直性が、
尊い尊い人の命まで奪う、あるいは救えないおそれがある。
それを、みんなの知恵で、打破した事例です。
古い体質の政治家や行政マンは、「変える」ことをおそれる。そこから逃げる。
それでもやっていけたのが、何をやっても右肩上がり今までの日本。
今の日本が難局を脱出するためには、
今こそ、勇気を持って、
古い体質の政治家、
現場を知らない政治家、
知恵を出さない出せない政治家を、
新しく変えなければならない時です。
ひとの命に代わりはいない。
2009.04.03
昨日は、久々に東京に行きました。
数か月ぶりだったので、お世話になった方々のところなどたくさんまわってきました。
その一部をご紹介させていただきます。
まずは、私の母校生徒会主催で高校生たちが国会見学&研修に来たので、母校OB国会議員のみなさんとともに、私も政治を志す人間としてぜひ来てくれとご要請いただき、行ってきました。
高校生からは、
「立候補には金がかかるか」
「なぜ無所属で出ないのか」
「小泉政権と安倍政権の違いは」
など多くの熱い質問をいただきました。
最後に僕からは、「インターネットや人から聞いた話や机上の空論ではなく、現場で自らが見たこと、感じたことを大事にする人間になってください。
どんな業種に行っても、現場に答えがあるので、そこを信じてください。」
と激励させていただきました。
写真は、民主党の鈴木寛参議院議員と自民党の福井照衆議院議員です。
次は、舛添厚生労働大臣との面会。
舛添大臣とは短時間でしたが、地域医療の現状、介護現場の状況、保育制度の方向性など、これからの我が国が抱える重大課題について真剣な議論をさせていただきました。
舛添大臣は、お人柄も気さくだし、一方で国のために真剣な姿勢も見え、ほんとに間違いなく将来の総理候補のお一人ですね。
そして、中曽根外務大臣との面会。
しかも大臣接見室という海外国賓が招かれる部屋で、普通はめったに入れない部屋で面会をさせていただきました。
中曽根大臣は旭化成のご出身ですので、我が地元鈴鹿にも旭化成などを巡る業界や地域経済の現状を議論するとともに、そして、緊張感高まる北朝鮮ミサイル問題への万全の態勢整備を要請しました。
次は、世耕弘成自民党広報本部長代理、元総理大臣補佐官(広報担当)との面会。
世耕先生には、私がベンチャー支援をやっていたころから長く長くお世話になった先生。
一言でいえば、「伝えること」の天才です!ほんとすごいですよ。
あそこまでスピーチや文章がうまい方はいないと思います。
官邸時代に原稿など細かいところでも本当に妥協なく、最高の表現を、心をうつ表現を追求される方でした。
そして、西村康稔外務大臣政務官との面会。
西村先生は、高校、大学、役所の先輩です。
西村先生はものすごいバイタリティで、かつイケメン。
あらゆる分野の政策通。しかも超党派での議論も積極的。
自民党にもここまで幅広く、しかも具体的で役人に絶対負けない政策通の人はいないでしょう。
今回は北朝鮮ミサイル問題もさることながら、経済対策、農業問題、子育て問題について真剣な議論。
順番が前後しますが、写真はありませんが、安倍元総理、塩崎元官房長官とも、貴重なお時間を頂き、
経済対策をはじめとした真剣な議論をしてきました。
一人で変革はできない。
今こそ立場、利害を超えて、真剣に知恵を出し合い、この難局を乗り切るべき時。
私も全くひよっこですが、正しいと思ったら、相手が総理であろうが、大臣であろうが、これからも真剣に思いを伝え、地元中、日本中、世界中、走り回り、働きかけていきます。