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日米首脳会談

2009.11.13

先程、オバマ米国大統領と鳩山首相との会談が終わりました。

地球温暖化問題については、
COP15の成功に向けた協力、
長期目標として2050年までに温室効果ガス排出量について80%削減を目指す、
世界全体の排出量を半減する目標へ支持をする、
などを盛り込んだ共同文書を発表しました。

また、核軍縮や核不拡散、原子力平和利用での協力を表明、
北朝鮮とイランの核兵器開発を許さない姿勢を強調、
米国で10年に開催される「核安全保障サミット」の成功に向けて、
日本で同年1月に準備会合を開く、
など「核兵器のない世界」の実現に向けて連携を強化することをうたいました。

その他、環境・エネルギー分野の行動計画「日米クリーンエネルギー技術協力」を合意しました。

このあたり、比較的成功したものばかりが共同記者会見でも強調されました。
ここまでは、私も一定の評価をしたいと思いますが、以下の点について、
今回の日米首脳会談は不足または勘違いと考えます。

まずは、経済問題に関する発言がほとんどなかった。
多くの人が、自らの働く場を確保し、安心して暮らしていくためにも、
まず経済の一刻も早い好転が気になるところだと思いますし、
そもそもの不景気の元凶たるアメリカ経済をどう立て直し、
日本経済をどう立て直すのかという議論がほとんどありませんでした。
本当に民主党の政策では経済・景気問題がいつも不足しています。

あと、昨日、天皇陛下が即位20年で、異例ともいえる北朝鮮拉致問題に対するご発言があり、
とても心に留めていただいているという現状があるにもかかわらず、
拉致問題に関する発言や合意や前進が全くなかった。
これは極めて不十分です。

そして、少し勘違いと思われるのは、
鳩山首相が記者会見で、
「(日米の一番の懸案は)アフガン支援」
と答えたことに対する違和感です。
確かに、アメリカにとってはアフガン支援でしょうが、
日本にとって、最大の懸案がアフガン支援というのは少し勘違いではないでしょうか。
これは、アフガン支援で協力することで、
今回も答えを出すことができなかった普天間の問題で、
アメリカから大目に見てほしいという、
そういう鳩山首相の願望があらわれたものではないかと思います。

私達の国が、本当に、誇りと安心を持って、進んでいくために、
本当に大事なことは何なのか、
首相が勘違いするなどはあり得ないと思います。

私が考える大事な順番は、
今は、経済の好転に向けた努力が共通の最大課題。
次は、我が国としては、拉致問題を含めた北朝鮮問題、
近いところでの有事をいかに回避するからですから。
続いて、普天間問題。
結論が出ずに放置している間に、
沖縄県民のみなさんの負担はどんどん毎日積み重なっています。
これまで解決できなかった自民党にも一定の責任があると思いますが、
早期解決が必要です。
そして、地球環境問題でしょう。

そういう意味では、大事なものではない、
「楽なものだけ」、つまみぐいした日米首脳会談だったと思います。

しかし、オバマ大統領が、
広島・長崎をいずれ訪問したいと言って下ったことは、
本当にうれしいですし、ぜひ実現させてほしいです。
切に切に願います。

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