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リーダーの演説力

2009.11.14

今日、来日中のオバマ米国大統領が、アジア外交等について演説を行いました。

その中で、北朝鮮問題について、
「周辺国との関係正常化は、日本人拉致について被害者の家族が完全な説明を受けない限り実現しない。」
と力強く主張し、横田さきえさんなどをはじめ、拉致被害者家族の皆様を勇気づけました。
昨日の日米首脳会談では、
一昨日、天皇陛下から拉致問題に対するご心配のお言葉をいただいたにもかかわらず、
日本側からは全く発言をしなかった中、
オバマ大統領から、拉致問題について、
上記のような発言があったことは、本当にすばらしいことだと思いました。

また、普天間基地問題については、
普天間問題を協議する日米の閣僚級作業グループに触れ、
「両国政府が既に達した合意を履行するためのもの」と説明。
これは、代替施設の建設地をキャンプ・シュワブ沿岸部とした現行計画以外に
選択肢はないんだという姿勢を明確にしました。
リーダーとして、強い姿勢を示したものです。
世界平和を守る立場からの強い発言です。

そんな中、鳩山首相は、
アジア太平洋経済協力会議(APEC)にあわせて開かれたサミットで講演し、
紛争や災害の被災者を救援するため、海上自衛艦を活用する「友愛ボート」構想を明らかに。
これは、紛争地域に自衛隊を派遣するとも取れるもので、
今までの国会審議などで、自衛隊派遣について反対し続けてきた内容と全く矛盾します。
さらに、
「日本の自衛艦に自衛隊のみならず、
NGOあるいはアジアの多くの人たちが協力して乗り込んで、
紛争があって人の命が危ないとなれば、
その船が行って医療などの協力を行う」
などと説明したそうです。
自衛隊だけではなく、民間人を紛争地域に派遣しようともとれる、
むちゃくちゃな話になってきています。

この数日の日米両首脳の演説、
特にそれぞれの国、ひいては世界の平和に直結する
極めて重要な話題に触れたものでしたが、
両首脳の「覚悟」「説得力」「思い」「言葉の重み」、
いろんなものに大きな大きな差を見せつけられる結果となったと思います。

言葉は言霊。
特に、リーダーの言葉は重い。
こんなことが続くようでは、
私達の未来が不安で仕方がない。


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