ホーム > 英敬ブログ > 「こんなことがしたい」ってのが見えない

「こんなことがしたい」ってのが見えない

2010.01.11

こんばんは。すずき英敬です。


来週開会される通常国会で、政府・民主党は、
現在74名いる副大臣・政務官を15人増員、
現在5名いる首相補佐官を10名に倍増して民間人を起用、
などを行うための関連法案提出を合意したそうです。


官僚任せにせずに、政治家自身が政策を企画立案をすることはとても大事。
基本的には支持したいですが、以下の点を留意した設計にする必要があります。


まずは、三権分立であることを忘れてはならない。
特定勢力からの票を得ている政治家が、
公平を旨とする行政に入りこむということは、
政治家が自らの利益を得るために、
特定の支持勢力に有利となるような働きかけを可能とする権限を与えるということですから、
そういうことのないように、新たな政治と行政の癒着を許すことになってはいけません。
そういう癒着という古い政治は、昔の自民党がやってきたわけですから、
それははっきり先日の総選挙でNOが出ていますから。
したがって、政治家を政府にたくさん入れるというなら、
今まで以上の透明性の確保、情報公開が必要です。
どういう仕事を政府に入った政治家がやっているのか、
そして国民のためにどういう成果を残したのか、
を開示するルールを決める必要があります。
また政府に入った政治家を支持する団体や選挙区などに
過度に有利になるようなことをした場合の罰則の設定など、
新しい形にしていくことも必要です。


あと、鳩山総理はいつもそうなのですが、
「こういうことをやりたい」
っていうのが全く見えないんですよね。
首相補佐官を増員するってのは、
「こういうことをやりたいから、
 その分野に精通した人を補佐官に」
ということで、目的があって増員するという順序が普通だと思うのです。
とにかく人数だけ増やして、
給料だけ税金で出る仕組みだけ作っておいて、
「さあ、どういう分野にしよっかなあ」
ってのは順番が逆だと思います。

なお、首相補佐官を増員するなら、
その権限も明確にしてあげないと仕事ができないです。
今も地域活性化担当の補佐官がいるようですが、
それと総務大臣との関係は??
どっちが決める権限を持っているの?
補佐官に調整権限はあるの?
補佐官はアドバイスするだけ?
だったら、国会議員である必要はあるの?
などを感じます。


私は安倍政権で官邸スタッフで行っていましたので、
安倍政権は5人の総理補佐官を置いていましたから、
やっぱり補佐官も、省庁も、少し仕事しにくそうでした。


副大臣や政務官も同じです。
こういう分野の政策を進めたいから、
この省庁の副大臣を増やす、
ってなるんじゃないでしょうか。


普天間基地の結論期限延期もそう、
「こういう方向で持っていきたいから延長」
など、「こういうことがしたい」ってのが全く見えない。
はたしてそういうリーダーでいいのでしょうか。
私は全くよくないと思います。

麻生総理もそうでした。
「こういうことをやりたい」
ってのが見えなかった。
対処処理型の政権だった。
だから、国民が期待できない。


よくも悪くも、リーダーは、夢を語り、
道を示すべきです。

EIKEI.JP
2011年05月 火曜日
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
プロフィール

鈴木英敬知事のプロフィールをご紹介。

英敬ブログ

想った事や感じた事、活動などをご報告。

お知らせ

鈴木英敬から、皆様へお知らせをご案内。

鈴木英敬 ケータイサイト