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どうなる普天間基地移設

2010.01.25

おはようございます。すずき英敬です。


昨日の名護市長選で、基地移設反対派の稲嶺氏が約1200票の僅差で当選しました。
過去3回の市長選は、容認派が勝ってきました。


市民のみなさんの本当の気持ちは、
「また振り回される。勘弁してくれ。」
というものではないでしょうか。
今後政府がどういう結論を出すにせよ、
市民のみなさんのこういう気持ちに対して、
市民のために仕事をするのが政治なのに、
市民を振り回すような政治では本末転倒です。
過去与党だった自民党も含めて、
国会全体で謝罪の気持ちを持ちながら、
市民の皆さんの本当の気持ちを常に考えながら
進めていかなければなりません。


普天間移設は、
日米が2006年に合意した米軍再編のロードマップの中心で、
抑止力を維持しながら、米軍基地が集中する沖縄の基地負担軽減を目指すものです。
海兵隊要員8000人のグアム移転とともに、2014年までの完了が書かれています。
海兵隊のグアム移転は、日米が昨年2月に結んだ協定では、
「普天間飛行場の代替施設の完成に向けての具体的進展」
というのが条件となっています。
米議会でも、
「普天間移設が頓挫するようなら、グアム移転の関連予算を認めるべきでない」
という意見が強まっているそうです。


さて、結論はどうなるのか。
鳩山首相はどういう決断を下すのか。


選挙結果だけを根拠にするなら、
辺野古への移設は断念せざるを得ないでしょう。


では、本当に断念するなら、どこにするのか、
仮に新移設先を決めても、
国内なら地元住民の方々の理解を得て、
国外なら国同士の交渉をして合意を得て、
現行計画履行を迫る米側と5月末までに合意するのは現実的に無理。
先日のブログにも書きましたが、
鳩山首相の「展望なき先送り、国益より政局」が
たくさんの人を混乱に巻き込む形になっています。

最終決定がなされない日が遅れれば遅れるほど、
現在の普天間周辺の皆様の危険が続く状態になるのです。
鳩山首相が決断を遅らせれば遅らせるほど、
普天間のみなさんが危険な状態にさらされる日が長くなるのです。


私は、今回市長選の結果は重く受け止める必要があると思います。
しかし、国全体としての判断は、その要素だけで判断していいのか。
私は、
日本国民全体や東アジア全体の平和を守るための抑止力維持、
普天間以外の米軍基地のことを含めた沖縄県民のみなさんの負担軽減
というものを「両立」させるという観点からは、
最終的には現行計画でいかざるを得ないのではないか、
と考えます。

私は、候補地を探したりすることができないので、
具体的な代替地がわからないということもありますが。
それを抜きにしても、
「両立」
「普天間以外も含めた沖縄全体の負担軽減」
という観点からは、やはり現行計画だと思います。


政権が変わったから国と国の約束を破棄するという国はほとんどありません。
しかも、それが安全保障という世界平和全体の問題ですから。
そんなことばかりやっていたら、国際社会から信頼を得ることはできません。


政権交代に慣れている国では決してこんなことはないでしょう。
これは日本が新しい政治を切り開くための通過点なのかもしれません。


いずれにしても、鳩山首相に対しては、
一日も早い決断を強く要請したいと思います。
そして、私たち自民党も、
過去決めることができなかった責任を痛感し、
政治とカネの追及もいいけども、
ちゃんと役割分担して、
国会では、鳩山首相が一日も早くちゃんとした決断を促す議論をしていかなければなりません。

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