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今日も現場、現実、現物 ~三重県の特別養護老人ホームの現状

2010.02.19

こんばんは。すずき英敬です。


今日はバンクーバー五輪で、
男子フィギュアスケートで
日本人男子初のメダル、
高橋大輔さんが銅メダル!!!!!
めでたい!!!
ほんとすばらしいですね!!
ケガを克服してのこのメダル。
今回銅メダルだから、
まだまだ次への目標がありますね!!
みんなでどんどん応援していきましょう!!


さて、今日は鈴鹿市内の介護施設に行き、現状を教えていただきました。
なんと三重県はすさまじい状態になっています。


まず、要介護認定者数と特養待機者数を比べると、
なんと約25%が待機状態!!
この数字は、なんと47都道府県で最下位!
1位の徳島県は、たったの5%です。
これは大変深刻な問題です。
徳島県は、確かに介護保険料基準額が4800円で全国1位。
たくさん負担するから、ちゃんと整備されているという「高福祉高負担」。
一方、三重県の介護保険料基準額は4189円。
ちなみに、全国平均は4160円。
つまり、全国平均よりたくさん負担しているのに、
施設が十分に整備されていない!!
これは三重県が在宅介護を進めているからもあるでしょうが、それにしてもひどい。


また、入所希望者(特養待機者+現在の入所者)のうち、
現在入所できているのは、約30%。
実際に入所できているのは10人にたった3人。
これも47都道府県で最下位!!
トップの徳島県は、入所率70%。


そして、鈴鹿市はどうなのか。
同じ比較ができる数字で公表されているものがないのですが、
特養1床あたりの人口、
1つのベッドでどれくらいの人口をカバーしなければならないか。
つまり、この数が多ければ多いほど、
1つのベッドが「激戦」ということ、
つまり施設が整備されていないということ。
さて、鈴鹿市は、1つのベッドに対して412人。
これは、三重県各市の中で、下から3番目。
つまり、3番目に整備されていない!!
四日市、亀山は同じ339人で5番目。


つまり、全国最下位レベルの三重県の中で、
しかも下から3番目ということは、
全国の中で相当最低レベルにあるということ。
これは衝撃的な数字でした。
鈴鹿市は道路インフラの整備の遅れなどが言われますが、
それよりももっともっと大切なことです。
老後の安心感がない地域には長く住もうと思いません。
これは町の基本的な魅力の一つだと思います。
「コンクリートから人へ」
というなら、早急に整備する必要があります。


また、鈴鹿市西部は、高齢化率が、鈴鹿市平均18.5%より高く、約25%です。
西部地域は、特養1床に対する65才以上人口は、
鈴鹿市平均の78.7人より大幅に多く、186.2人です。
必要なところに必要な施設がないという状態の典型です。
しかも、西部地区は農業をされている方が多く、
農業は国民年金だけですから、
収入も少ないから高い施設に入所できず、
比較的安い特養がほしいのに、それがないという
極めて矛盾した状況が起こっています。
鈴鹿市、三重県をあげた早急な対策が必要です。


写真は、今日のこの介護施設の昼食です。
私も体験試食させていただきました。
ご飯の柔らかさ、おかずの量など、
全ての入所者ごとに違うものを作り、
入所者の残す具合などを1週間程分析し、
どういう傾向か、どういう栄養が足りないなどを分析して、
次の食事につなげるということをやっています。


「コンクリートから人へ」
の中でも、整備しなければならないものは整備するべきです。
またこの整備を進めれば、地元中小企業の仕事も増え、
景気対策や雇用対策にもなると思います。


やはり、現場、現実、現物は深刻です。

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