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鈴鹿の伝統産業:鈴鹿墨に後継者が! 

2010.03.06

こんにちは。すずき英敬です。


今日は、鈴鹿の伝統産業のお話です。
国の伝統的工芸品「鈴鹿墨」を製造販売している伊藤忠さん、
私は以前から大変ご指導をいただいている方で、
この伝統をいかにつないでいくべきかについて悩んでおられました。


伊藤さんはとても明るく、きさくな方で、奥様もとても明るい方なのですが、
いざ本業のこととなると、話やまなざしは真剣そのもの。
私が立候補表明をして約半年後に東京で開いたパーティーでは、
鈴鹿が誇る大谷芳照(http://www.suzukafan.jp/aisatsu.php)とともに、
墨アートのアトラクションをしていただきました。


そんな伊藤さんの息子さんが墨匠を目指して弟子入りしたというニュースをめにしました。
とてもうれしく思いました。
現在鈴鹿墨を製造しているのは伊藤さんただ一人だったので、
久々に鈴鹿の伝統産業に明るいニュースがもたらされたなあとの思いです。

鈴鹿市の白子地区は、
江戸時代から奈良市と並ぶ2大和墨の生産地として知られており、
終戦時には12軒が墨作りをしていたのですが、
廃業が相次ぎ、4年前からは伊藤さんだけになっていました。


弟子入りされた息子さんは東京で働いておられたのですが、
昨年6月インターネットで鈴鹿墨の記事の中で
「後継者がおらず、生産は私一人になった」
とお父さんが語っているのを読んで決心したそうです。


この記事だけではなかったと思います。
きっと伊藤さんが毎日真剣に鈴鹿墨の製造に取り組んでいる、
誇りを持って取り組んでいる、
そんな姿や背中を見ていたからこそ、
その記事に触れたことをきっかけに決心できたのではないかと思います。


本当につらい道でしょうけど、本当に頑張っていただきたいと思います。
大人が真剣に、
大人が額に汗して、
大人が誇りをもって、
何か行動をすれば、
必ず子どもたちに伝わるということだと思います。


今の子どもたちの素行などで嘆いている、それを批判する、
それはそのまま自分たちの姿を嘆いているのと同じです。
子どもたちに未来に希望を持って生きてもらいたいと思うなら、
まずは苦しいときだけど、私たち大人が希望を持って生きていくことが大切ではないでしょうか。


改めてそんな思いにさせられたうれしいニュースでした。

EIKEI.JP
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