2010.04.08
おはようございます。すずき英敬です。
さて、今日はハマグリのお話。
昨日、お世話になっている方からの御依頼があり、
これまたお世話になっている水産会社さんをご紹介する機会がありました。
日本で流通しているハマグリ類は年間15000トン、
そのうち、日本で漁獲されるものが1000トン、
しかも外洋性の「チョウセンハマグリ」が7割で、
純粋に内湾性、つまり国産ですね、
これは300トンしかないそうです。
95%以上が何らかの形での輸入物ということになります!
三重県は、ハマグリの産地で、
過去には、揖斐川、長良川、木曽川の「木曽三川河口」
は日本一の漁獲高だったそうで、
ピーク時には年間5000トンくらいとれていたそうですが、
現在は100トン未満に激減しています。
現在、木曽三川河口では、ハマグリの再生に向けた研究を行っています。
ちなみに、ハマグリは、
8000年前、縄文時代から日本人は食べていたそうです!
これも驚き!!
現在輸入されているものの大半は中国産です。
そして、その中国産を輸入し、
日本の海岸で蓄養しているそうです。
ちなみに、全国に入る輸入物の約9割が、
一度この三重県を通っていくそうです。
すごい量ですね!
以前は、北朝鮮産が主流でした。
やはりハマグリは、海水温度が低いところものが美味しいそうで、
北朝鮮産はそうだったそうなのです。
最近は中国産が大半となっていますが、
これは北朝鮮産が中国に流れ、
中国産と称しているものも多数あるそうです。
公然の事実化している側面があるそうです。
以前大分県の業者が中国産を国産と偽った産地偽装問題が出てきましたが、
本当に真面目に仕事をしている業者さんが損をしてしまうようなことが絶対あってはいけません。
もちろん、消費者の食の安全という観点は当然ですが、
産地偽装問題については、
そういう額に汗して頑張った人が報われないということのないように
という観点からも、今後も厳しく対応していく必要があります。
日本は、額に汗して頑張った人が報われる、
それを実現できる国でなければなりません。
国産と外国産の産地偽装もさることながら、
先程の北朝鮮産が、最終積込港が中国だと中国産になるように、
外国産の中でも、本来の産地が全く分からないという側面がありますので、とても怖いですね。
たまたまハマグリは北朝鮮産が美味しいので、
目をつぶられているのかわかりませんが、
食の安全、また先程も書いたように
真面目に仕事をしている業者が馬鹿を見ないようにするためにも適正な規制が必要です。
具体的には、
現在も市場への立ち入り、DNA検査、農協や漁協等による監視をやっていますが、
さらに例えば、
①罰則の抜本的強化
業者については永久的にその販売をできないようにするくらいきつくしないと、真面目にやっている人が馬鹿を見る。ちなみい、産廃問題は、罰金を1億円に引き上げ、不法投棄問題への対応を強化し、少しずつですが成果もあがりつつあります。
②内部通報制度
怪しい業者がいた場合に、監視団体や関係省庁へ通報していただいた場合、報奨金を与える。しかし、通報者に対する報復があってはならないので、その通報者の個人情報は徹底的に保護する。
③他国と連携した規制ネットワークの確立
先程の経由して産地をごまかすパターンを防ぐため、他国政府とネットワークをくんで、監視をし、お互いの情報交換、つまり怪しいことをしている業者やそれにくみしている政府などに関する情報交換、税関におけるチェック体制の強化などを行う。ちなみに、武器関連は、兵器別に、通常兵器、核関連兵器、生物化学兵器、ミサイル関係兵器など、それぞれで数十カ国が参加するネットワークがあり、そこで先程のような情報交換や規制のハーモナイゼーションと言って、規制を世界で統一する、そういう取組をしています。これにならって産地偽装問題も国際的対応をするべきです。
などが考えられます。
私もしっかりこの問題、今後も勉強していきます。
ちなみに、ハマグリは、10月~3月が美味しく、
4月~9月はやはりアサリが美味しいそうです。
その水産会社の専務に
「白子のアサリは全国的にも美味しいですか?」
と聞いたところ
「もちろん!白子のアサリは相当いいですよ」
と言っていただき、とてもうれしかったです!!
