2010.04.28
おはようございます。すずき英敬です。
事業仕分け第2弾がスタートして3日がたちました。
いろんな議論が出ており、
独立行政法人が有する剰余金を国庫返納せよ
との方針については、大賛成です。
もともと税金なので、一度もらったらその法人のものとせず、
ちゃんと有効に必要なところにというのは大変いいことだと思います。
これは自民党時代にはできなかったこと、
政と官の癒着というかなれ合いによりできなかったこと、
これを実現できたことはすばらしいと思いますが、
自民党も独自に事業仕分けをやる中で、
今度は姿勢を改め、こういう点もどんどんついていくべきです。
私も「無駄撲滅プロジェクトチーム」の一員ですので、
しっかり提起したいと思います。
しかし、今回の事業仕分けの最大の欠陥は、
仕分け人が決めた方針はちゃんと実現されるんですか、
仕分け人が決めた方針は政府の方針なんですか、
という、「実現の担保」がないところです。
これは1回目も批判されました。
仕分け人が示した方針をどう扱うかは、
結局各省庁が決めるというなら、
これは今までと一緒だし、
単なる「政治パフォーマンス」と言われても仕方がありません。
仕分け人が決めたら、
ちゃんとそれに沿ってどうやって実現するのか
という政策決定システムも合わせて整備しなければ、
この事業仕分けは意味がありません。
民主党政権になって、これに限らず、
政策の意思決定システム、
つまり誰に責任があるのか、
誰が決めることになっているのか、
全般的にこれが極めて脆弱と言わざるをえません。
これが混乱のもとですね。
私も選挙戦をやる中で、組織づくりというのは本当に苦労しました。
誰が意思決定権限を持っているのか、
それをしっかりリーダーが決めて、
それをみんなで共有するようにしなければなりません。
それがリーダーの仕事です。
その意思決定システムを作れるのは、
まさにリーダーしかいないのです。
民主党の混乱は、まさにこの意思決定システムの混乱、
つまり、リーダーシップがないことによる混乱、
が一番大きな原因です。
単に民主党の命運だけならリーダーシップがない人がやっていただいていてもいいですが、
政権与党になり、日本全体の命運を左右するのですから、
ちゃんとしたリーダーシップを発揮できない方には即刻おやめいただかなければなりません。
市民からなる「検察審査会」が小沢幹事長を「起訴相当」としました。
市民から見ておかしいと思うことを裁けない制度なんて、
本当に「主権在民」ではない、正しい法治国家ではないと思います。
そして、法的責任は、これからにしても、
このように市民が判断した結果を受けて、
部下、つまり幹事長に責任をとらせず、解任もしない、
という国民不在のやり方をするリーダーは、
国のリーダーとしてふさわしくないと率直に思います。
総理大臣とはそれくらいに重い仕事です。
官邸で1年働かせていただいた実体験からの思いです。
鳩山総理には早く代わっていただきたい。
選挙を控えては、鳩山総理が続投して
支持率が下がるほうがいいのですが、
それは「選挙のための政治」でありますから、
そんなことが優先されてはいけない。
優先されるべきは国民の皆様の生活、
日本の命運ですから、
それを狂わす前に
おやめいただきたいとおもいます。