2010.05.06
こんにちは。すずき英敬です。
ゴールデンウィークはいかがでしたか?
きっと家族や大切な方々との絆を深められたのではないでしょうか?
しかし、昨日は、小学生のときに
日曜日にサザエさんを見ると
なんとなくさみしくなる感じ
と似ている感情になったのは私だけでしょうか?
さて、今日はオススメ本です。
私が尊敬するカリスマ体育教師、生活指導の神様と言われている
原田隆史先生(http://harada-educate.jp/)
の新著
『いま、子どもたちに伝えたいこと』
です。
と言いながら、子どもたちのために、
大人がどうしなければならないか、
特に、父親として、母親として、親が果たすべき役割、
そして「教育受難の時代」と言われる教師の方々が果たすべき役割、
そういう内容が書かれています。
一方、それを参考に、組織の中での上司と部下の在り方、
リーダーシップの在り方などとても勉強になりました。
いずれも原田先生らしく、ガツンと心に来る内容でした。
そして、原田先生の言葉は、1文が短く歯切れがいいので、
ほんとに頭と心にスッと入ってくる感じがします。
たくさんある中の主な私が感銘した部分を抜粋します。
〇リーダーというのは単に強い者、優れている者がなるわけではありません。自分自身の中に弱さやコンプレックスを抱えている人間のほうが相応しいように思います。自分の中に弱さやコンプレックスがあるからこそ、他人の痛みがよくわかる。自分ができないから、できないつらさを理解することができる。世の中は強い人間ばかりではありません。いや、本当に強い人間などほんの一握りでしょう。ほとんどの人間は、人には言えないような弱さやコンプレックスを抱えて生きている。そのことを理解できなければ、とてもリーダーにはなれないと私は思っています。
〇大人は子どもたちに夢を語ってほしい。夢の素晴らしさを伝えてほしい。そして、夢に向かう勇気を与えてほしいと、心から願います。
〇自分の信じる夢を抱けばいい。ただ、その思いを夫婦で共有し、子どもたちに伝えることこそが大切なのです。(=「思いのすりあわせ」)
〇誰でも子どもができたら自然に「親」になるのではありません。「親」になるよう努力して、ようやく「親」になるのです。このことを知っていると、子どもへの接し方が変わってきます。では、そのために何が必要になってくるのでしょうか。それは「教育」という一言に尽きます。教育とは何かと考えると、私は「かかわること」だと思います。
マザー・テレサ「この世で最大の不幸は戦争や貧困ではない。むしろ、それによって見放され、『自分は誰からも愛されていない』と感じることです」
〇本気・真剣の反対は遠慮です。人間関係における遠慮は、相手の本気を台無しにしてしまい、やる気をそいでしまうことになります。
〇まずは自分を見つめ直す。子どもや他人との関係がうまくいかないのなら、相手の責任にするのではなく自分が変わればいい。自分が主体となって、自分が変容していく。そこにこそ解決策があるのです。はじめに相手を変えるのは不可能です。相手に変わってほしいなら、まず、自分が変わる努力をすることです。だからこそ、自分自身とのコミュニケーションを取ることが重要なのです。
〇長所とは、他人と比較するものではありません。他人よりも優れていないと長所とはいえない、ということはないのです。もしそうだとすれば、イチロー選手以外のプロ野球選手は全員、野球が下手だということになりませんか。そうではないのです。
〇人生は自分のものです。人生を良きものにするのも、物足りないものにするのも、結局は自分次第なのです。子どもの人生は親のものではありません。親がずっと手助けをできるわけでもない。自分の力で努力をして、自立していかなくてはならない。そのために、自分がやるべきことは何なのか。それを考える力をつけてやることです。そして、そのためには、常に子ども自身を主人公としたアドバイスを心がけることが大事なのです。
〇「何かあったときはお父さんが助けに来てくれる」「自分でどうしようもできなくなったら最後はお母さんが助けてくれる」こういう安心感があるからこそ、子どもたちはいろんなことに挑戦することができるのです。家族が子どもを支える最後の砦となるように、いつも見守ってやる。これが親としての役割です。時代は変化しています。だからこそ、常に親が見守ってやることが要求される時代なのです。これは過保護とは違います。過保護というのは、子どもができることさえも親がやってしまうということです。それでは子どもは自立できない。できる限りのことは自分の力でやらせる。失敗しても、何度でも挑戦させる。親が手を出すのではなく、本人が「自分でやる」という限りは、ただ静かに見守る。主人公はあくまで自分であり、責任は自分でとる、ということを自覚させるのです。親はただ「どうしようもできなくなったら、そのときはお父さんが助ける」と覚悟して見守ります。
〇その他キーワード
・「厳しさと優しさのバランスの指導」
・「自立型人間」
・「意志の力」と「愛の力」
・「長所100か所書き」
・「目標設定用紙」(これはすばらしい!)
・「態度教育」
みなさん、いかがですか?
時代は変化している中での親の役割。
とても重要な視点を家族のタイプ別に解説されています。
長々と引用しましたが、
特に私たちこれから親になっていく努力をしなければならない世代には必読の書です。