2010.05.13

こんにちは。すずき英敬です。


日本人としてとてもうれしいニュースがありましたね。
指揮者の佐渡裕さん(49)が、
世界一と言われるベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の
定期演奏会で指揮者をやることが決まりました!!
これは大変素晴らしいことです!!
スポーツ界の方々の活躍が目立つ中、
文化の分野においても世界一流の方が日本にもたくさんおられることが証明され、
本当に素晴らしいと思います。


ベルリン・フィルといえば、
フェルベルト・フォン・カラヤンが指揮し、
ウィーン・フィルと並んで世界一の楽団です。
これまで日本人では小沢征爾さんしか指揮をしたことがありません。


なんで私がここまで熱く語るかというと、
私はクラッシック音楽が好きで、
しかおベルリン・フィルが大好きだからなんです。


実は、私は、9才からチェロという楽器をやっていました。
チェロをはじめたきっかけは、
両親が、自分たち自身は兄弟も多く、
とても生活が苦しかったので、
楽器を習う余裕もなかったことから、
息子に少しくらいはと思ってくれたようで、
近所の誰でも素人でも入れる楽団に入らせてもらったことがきっかけです。


「なんでチェロなん?」
ってところですが、
はじめて楽団に行って、当時はバイオリンもビオラも区別がわからず、
バイオリンやビオラはおんなじような形で弾いている、
コントラバスはでかすぎる、
そんな中、チェロだけが両足に挟んでという他と違う形で弾くので、
「これのほうが目立つ!」
という単純な理由でやりはじめました。


その後、結構はまりまして、新しい曲とかが演奏できるようになるのが楽しくて、
チェロを始めてから1年後くらいから、
週に一度プロの先生に習ったりしていました。
でもあんまりおカネがないので、
西宮市甲子園から芦屋川の山のほうまで
40分から50分くらいかけて
山道を自転車でチェロを担いで通ったものです。
最後の坂がほんまきつかったなあ。


浪人中の19才までやっていたのですが、
東京に一人暮らしで行くことになってやめてしまいましたが、
今思えば、ずっと続けておけばよかったなあと思います。


ですので、いまだにクラッシックは好きですし、
少しだけですが持っていたCDもベルリン・フィルのものが多かったです。
私は中でもブラームスの交響曲第1番が大好きでした。
最終楽章がとても迫力があり、こんな曲を弾いてみたいなあと思ったものです。


一方で、弾いていて一番楽しかったのは、
ショスタコービッチの交響曲第5番「革命」
ってやつですね。
暗黒の雰囲気からスタートし、フィナーレで華々しく終わる。
まさに暗黒の時代から革命が完成し、
新たな未来の光が見えるかのような曲でした。


めちゃめちゃ難しい曲だったので、
めちゃめちゃたくさん練習しましたねえ。
学校終わって、練習行って、
帰ってきてから夜中、私の家は、海の近くだったので、
その公園に行って仲間と練習しましたが、
弦楽器は湿気に弱いので、ほんまはあかんことやっていました(笑)。
でも、それほど練習が楽しかったですねえ。


さて、話がそれましたが、
佐渡さんは、小学校の卒業文集に
将来の夢ということで
「ベルリン・フィルで指揮をする」
って書いていたんですねえ。
この夢を30数年かかりで実現した。
紆余曲折、挫折、いろんなことがあったでしょうけど、夢を成し遂げた。
この30数年、毎日、そのときの自分をイメージしながら
頑張ってこられたんだと思います。


そして、今回の実現で
インタビューの声が本当に無邪気にうれしそうで、
こちらまでテレビを見ながら笑顔になってしまいましたね。
また、佐渡さんは子どもたちの音楽教育にも力を入れてくださっているようです。


大人が自分の夢に向かっている、
しんどくてもそれに向かっている、
そして実現したら、本当にかっこつけずに無邪気に喜ぶ。
そんな姿を子どもたちに
一人でも多くの大人が見せることができれば、
子どもたちに
「夢を持つことってええなあ」
って思ってもらえると思います。


夢なんて、大きい小さいはありません。
かっこいい、かっこわるいもありません。
他人と比べる必要は一切ありません。
また夢を持つことに年齢は全く関係ありません。


もう一度、みんなで自分の夢を思いなおしてみませんか。
そんな思いになる出来事でした。
佐渡さん、おめでとうございます!
そして、ありがとうございます!


明日は、今日教えていただいた鈴鹿市の戦争遺産の保存について書きたいと思います。

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