2010.05.17
こんにちは。すずき英敬です。
宮崎県で牛や豚などに口蹄疫感染が拡大していることが連日報道されています。
しかし、普天間問題などがあってか、
どうも政府には危機感がないように感じられ、
担当の赤松農水大臣は、4月30日から5月8日まで海外出張、
どのような案件かわかりませんが、
国内の危機管理をほって外遊でした。
11日の国会審議では、
「私一人くらいいなくても支障はない」
とのリーダーとして、責任者として
あり得ない発言をしておられました。
そして、4月20日に初めて口蹄疫が発見されて、
1か月弱だって、やっと政府は重い腰を上げました。
東国原知事は
「現場は疲弊している」
と憔悴しきった表情でおっしゃっていました。
またテレビでインタビューに答えておられた酪農家も
涙の訴えでした。
殺処分となる家畜も8万頭以上。
種牛にまで被害拡大している状況。
これだけ被害が拡大してからの、
しかも、まだまだ検討のスタートであります。
具体的な内容としては、
・農水省の対策本部を鳩山由紀夫首相直属の本部に格上げ
・宮崎県に山田正彦農林水産副大臣をトップとする政府対策チームを設置、地元自治体と一体となって、常駐して、感染拡大防止や被害農家の支援に取り組む
・2010年度予算の予備費から1000億円を対策に充てる
・検討している課題として、高速道路周辺の消毒強化、家畜を殺処分した生産農家への手当金支払いの迅速化と書類の手続きの簡素化、特別交付税支払いの迅速化、広報消費者情報の提供。
この口蹄疫は、風に乗って感染したり、
車のタイヤについた泥などからも感染するそうです。
私たち三重県の松阪牛として肥育される子牛の
約半分が宮崎牛だそうです!!
これは私もびっくりしました!!
ですので、今回の私たち三重県にとっても非常に重要な課題です。
8万頭以上も殺処分し、
被害が拡大しているわけですから、
すぐではないにしても、
三重県民が自由に食べれなくなったり、
観光客としてこられた方々が食べられなかったり、
それによる観光収入減少や
販売業者などの売上低下などもありえます。
そう考えるとすぐではないにしても、
被害が考えられることから、
今後の被害拡大に備えて、
県も基礎自治体が
まずは情報収集・情報提供するための体制を整備し、
今後の被害等の可能性、被害が仮に発生した場合の対処方策検討など、
一日も早く手をつけなければならないと思います。
いまだ県も基礎自治体も対応をとっている様子はありません。
こういう迅速な対応が、
関係業者や消費者に対する安心安全につながると思います。
そのためには、県だけが対応するのではなく、
基礎自治体も県の保健所などと連携して実態把握や情報提供に努めるべきだと思います。
普天間の問題もそうですが、
自分さえよければいい、
対岸の火事、
そういう考え方ではなく、
安心をつくるために、
行政や政治の責任者は
想像力や思考、ネットワークをはりめぐらして、
市民の安心安全をつくらねければなりません。