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次のメシのタネ ~医療産業都市

2010.05.25

こんにちは.。すずき英敬です。


今日は、神戸市に医療産業都市構想の勉強に来ています。


現在、シンガポールやタイで、ヨーロッパやアジアの富裕層を
「メディカルツーリズム(海外医療交流)」
という形で、たくさん集めています。
タイでは年間120万人の人が訪れると言われています。
医療機関だけにですよ!!


三重県の人口が180万人ですから、
年間三重県の3分の2の方が
一つのところに医療を受けに行っていると考えたら、
相当すごい数字ですね!!


構想スタートから約10年間で、
神戸では170社が立地!!
そのうち外資系企業が7カ国22社。
臨床研究、画像など医療技術の先端研究、医療機器産業の集積などを通して、
医療を産業化し、地域の活性化につなげていくというものです。
市独自で出資のためのファンドをつくったり、
固定資産税等の軽減などの優遇策をやっています。


神戸は震災でものづくりを中心とした中小企業がボロボロになり、
このままでは神戸の未来はないということで、
「新しいメシのタネ」
つまり、神戸が何で食っていくのか、
ということを考えて、これに取り組んでいます。


私は鈴鹿もものづくりで生きてきていますが、
これからも同じようには絶対いかない。
今の鈴鹿は働くところがない。
一方、大日本住友製薬などの製薬会社、味の素などの食品会社、
三重県唯一の薬学部がある鈴鹿医療科学大学、
金属加工やカーボンなどの素材産業などなど、
たくさんの実は医療福祉産業を育てるための「素材」があるんです。
もっともっと市などが強力に進め、
「鈴鹿の次のメシのタネ」
を考えなければと思い、今回神戸に来ました。
また徐々にご報告したいと思います。


この神戸市の医療産業都市の担当者の方はなんと13年もやっているそうです。
普通、公務員は2~3年で人事異動があり、
だから専門性も高まらないし、人脈もできないし、
リスクをとって新しいことをしようと思わない。
その意味では、神戸市は本当にいい人事をしていると思います。


そんな中、松阪市でもすばらしい人事がありました。
公募していた副市長に
高知工科大マネジメント学部客員教授の小林益久氏(47)を選んだという報道がありました。
早稲田大大学院理工学研究科の工業経営専門分野で修士課程を修了し、
ペンシルヴァニア大大学院国際開発学科で修士号を取得。
昭和63年から富士銀行に勤務し、ゴールドマンサックスなど外資系証券会社で勤務された方で、
平成12年から早稲田大理工学部経営システム工学科で非常勤講師を務め、
今年4月から高知工科大で客員教授をしているそうです。
つまり、経済や金融のプロの方です。
そして、世界を知っている方です。
7月1日にも就任予定のようです。
今回の公募には約2カ月間で、
公募者1人分を募集し、125人の応募があったそうです。


これからは日本の中で地域同士で奪い合いをしていても意味がありません。
他の世界の都市とどう戦うかということが重要です。
鈴鹿は世界で名前が売れているのですから、
世界から企業や人を集めていくためにはどうすればいいかを真剣に考え、
行動するリーダーなどが必要です。

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