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虫送り ~地域のアイデンティティ

2010.07.20

こんばんは。すずき英敬です。


最近、本当にたくさんの激励メールをいただきます。
匿名の方、実名の方、
選挙区内の方、選挙区外の方、
などなど。
浪人中の私にとって、
本当に勇気づけられる言葉ばかりで、
本当に元気をいただいています。
みなさんの声にしっかり答えていけるように
頑張っていきたいと思います。


さて、今日は、
金元死刑囚の来日に関した拉致問題、
ホンダの電気自動車関連の話題、
来年度予算に関する概算要求基準や内閣官房の新組織、
などなど、たくさん書きたいことがありますが、
今日は鈴鹿市稲生地区で行われた「虫送り」について。


みなさん、「虫送り」って知ってます?
古い時代、稲作は6月に田植え、10月に稲刈りでした。
現在のように農薬がない時代でしたので、
稲の生育期間中は、いろいろな害虫に侵されていたので、
その被害を減らそうと行われていた行事です。
稲が青々と茂り始めた7月頃、
害虫が稲に卵をうみつけるころを狙って、
松明を燃やして、子どもたちが松明を持って、
「田の虫 でていけ!
 でていかんと やいたるぞ!」
と大声で叫んで練り歩き、
大人たちはその後を太鼓や笛で練り歩きました。


要は害虫を駆除する、殺す行事なのですが、
害虫とはいえ、命あるものに対する敬意という観点で
「虫殺し」とは言わず、「虫送り」と言われていたそうです。
稲作地帯には一般的に行われていた行事で、
鈴鹿市の「稲生地区」というのはその名のとおり、
稲作地帯ですから、昔から伝わっていたのですが、
ずっと途絶えていて、昨年地域の皆様が
50年ぶりに復活していただいたものです。


こういうまさに地域のアイデンティティ、
地域のなりたちや由来を改めて知ることで、
私たちの先人への感謝をし、
後世へのバトンを明確に意識することが必要です。
特に子育て世代である私たちの世代は
本当に重要な責任を担っています。
そんな思いを強くした一日でした。


写真は、練り歩く前に、地域のみなさんが
太鼓や笛やホラ貝(!)を演奏していただいてるシーンです。

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