2010.08.27
こんにちは。すずき英敬です。
台湾報告に行く前に、民主党代表選について。
小沢さんが出馬表明されました。
つくづく永田町の常識と
国民の常識の感覚の「ずれ」を強く感じました。
また、「総理がコロコロ変わるのはよくない」
と民主党の中のたくさんの方がおっしゃいます。
では、そもそも代表選をやらなきゃいいのではないでしょうか?
だって、「代表選の任期は2年」って、
民主党の単なる内規でしょ?
党内の内規を守るために、
一国の総理大臣が変わり、
国民がふりまわされるんですよ。
なんかおかしいですよ。
内規なんだから党内で了解すればすぐ変えられるはず。
今の経済状況を考えても、外交環境を考えても、
総理をコロコロ変えず、
政策をしっかりうつことに賛成です。
円高だって「様子を見守っている」場合ではありません。
現場では悲鳴をあげています。
民主党の多くの方もそう思っているのではないでしょうか。
だったら、
総理がかわるリスクのある代表選自体を
やめればいいのではないでしょうか?
なぜ民主党の中から、
「代表選なんてやってる場合ではない」
という声がでないのでしょうか?
どっちの陣営もやる気満々ですよね。
国民不在の代表選自体を、やめるべきだと思います。
さて、昨日に続いて台湾報告です!
2日目に台湾に進出している企業で構成する団体である
台湾工商会の幹部の皆さんと昼食で意見交換しました。
日本の商社である三菱商事や双日の支店長さんが来られていました。
台湾には現在1500社の日本企業が進出してきており、
そのうち400社が加盟する団体だそうです。
また、日本人全体では1.5万人居住しているそうです。
私は、
・台湾は特に中国をはじめとした対外経済依存が高く、またエネルギーや食糧も輸入依存が高く、これは日本経済と非常に似ている。特に、電子産業は、今や台湾製品が入っていない電子機器はないくらいで、このように一つの産業に過度に依存するような状態に対して、政府はどういう対策をとろうとしているのか。
・そのような日本と類似している台湾の民間企業の方々から見て、今後の日本経済復活のヒントはどういうところにあるか。また、日本は中国とどういう付き合い方をしていけばいいのか。
というところをお聞きしました。
みなさんからは、
・台湾政府の経済政策は国家戦略とその実行手法が極めて明確である。例えば、ECFA(先程出てきた経済協力協定)を中国と締結した後、シンガポール、ASEANなどと展開していく。それによって、台湾を「アジアの経済のハブ」「世界の投資のゲートウェイ」にしたいという戦略を持っている。
・その戦略に基づいて、法人税は、2009年まで25%であったところを、17%に引き下げた。これはシンガポールや香港並みである。また、外国の投資を台湾に振り向けることに加えて、これまで外に逃げていた台湾の資産を取り戻すため、贈与税・相続税をいずれも10%に大胆に減税し、国内でカネが落ちるようにした。また、今後は日本をはじめ、各国で投資セミナーを開き、現地企業に台湾の魅力をアピールすることを積極的に行うとしている。
・それに引き換え、日本の経済政策は国家戦略はないし、その実行手法も明確になっていない。全くメッセージが伝わってこない。円高に対しても「注意深く見守る」というだけで何もしない。
などのご意見をいただき、大いに納得した次第です。
この経済の話題以外に、ある方から聞いたコメントで極めて印象に残ったのが、
「台湾人は非常に親日だし、日本人に対して親切である。
しかしそれは台湾人の一方的な片思いであるかもしれないとの懸念が台湾人に強い。
台湾人は日本に対して、『3回目見捨てることはしないでほしい』と思っている。」
との言葉です。
つまり、1度目は戦後。
1895年から続いた日本統治を一方的に終了し、撤退していった。
2度目は、1972年の日中国交正常化。中国大陸を国として認めた。
そして、3度目が近づいているのではないかと。
今回は、ECFAなどをきっかけに与党国民党が進めようとしている
統一について、中国大陸の主張に乗り、
国際世論などでそちらに手を貸す、
つまり私たちをある意味見捨てることをしないでほしい。
今回は自分たちで決めさせてほしい。
そういう意味でした。
なるほどと。
国境を越えた人々の心には、
本当に深いものがある。
そういう部分をしっかり見据えていかないと
本当に良い外交や交流はできないと改めて痛感しました。
表面的なことだけ見ていてはいけないと、
しっかり本質を見よと
教えていただいたと思います。
ちなみに、2枚目の写真は、市議選の看板です!!
正面右側の女性と左側のメガネの男性。
これ芸能人のCDの宣伝とかではなく、
選挙の看板なんですよ!!
日本では考えられないので、載せてみました!
明日はいよいよ李登輝元総統との対談の中身です!
乞うご期待。